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UPSジャパンマーケティングに聞く。付加価値をつける物流

1907年、シアトルにて当時19歳であったジム・ケイシーが100ドルの資金でメッセンジャー会社を創業。1950年代にビジネスモデルを宅配便事業へ転換し、70年代からはヨーロッパ・アジア市場へ進出し国際化を果たした同社。早い時期からIT化を推進しているほか、企業の多様化するサプライチェーンニーズへの対応のため積極的なM&A戦略を行っている。

現在は、フレート(フォワーディング事業)に注力。今年一月には「UPSエクスプレス・フレート」のサービス範囲を拡大し、多様化する顧客ニーズに、エアでもオーシャンでもUPS一社の責任でフレキシブルな選択が可能な体制を構築している。

UPSジャパンのマーケティング部ご担当者にお話を伺います。


概略
1907年 メッセンジャー会社として米シアトルで創業
1919年 社名をユナイテッド・パーセル・サービスに変更
1952年 小口宅配業務開始
1975年 カナダ・ドイツへサービス拡大
1986年 日本市場へ参入
1988年 貨物航空会社を立ち上げ
1993年 ロジスティックス事業開始
1999年 ニューヨーク証券取引所に上場
2003年 企業買収によりサプライチェーンソリューション能力を拡大。ビジネスモデルの変化にあわせてブランド変更。
2007年

創業100年を迎える。世界最大の小口貨物輸送会社、世界第4位のフォワーダー、世界第9位の航空会社の総合物流会社になる。


インタビュー内容

緊急性の高い書類/付加価値の高い小口貨物/法人利用といった観点から、御社のラインアップをご説明ください

UPSの小口貨物輸送サービスは業界で最も豊富なサービスやビジネスソリューションを取り揃えており、お客様のニーズに合わせた配達時間・輸送方法を用意しています。
UPS Worldwide Express Plus緊急性の高いエクスプレス輸送。配達予定日の午前8:30〜9:00までにお届けするギャンランティー付の最速サービス。
UPS Worldwide Express配達予定日の正午までにお届け。
UPS Worldwide Express Saver配達予定日の終業時間までにお届け。
UPS Worldwide Expeditedエクスプレスのリードタイム+1〜2日、高重量貨物のエコノミックな輸送に最適。
UPS Express Freightドアツードアでギャランティーつきのフレート輸送。
その他、UPSでは陸海空の複合輸送を一社の責任で運ぶことができます。貨物の最適な輸送をデザインし、荷主企業の物流を効率化します。その他、ITを駆使した物流構築のためのソリューションも豊富に用意しています。

上記ラインアップは、どのように使い分けたらよいですか

製品の市場投入や在庫予測・物流費の効率化をかんがみて最適な輸送をデザインすることをお勧めします(UPSの営業マンが最適な物流を提案することも可能です)。

無駄のない製造ラインを稼動させるためには、いつ送ったかよりいつ届くかを把握することが重要。貨物の所在を常に把握し効率的な製造、さらにジャストインタイムな市場投入を可能にします。

必要に応じて在庫管理(3PL/4PL)など、柔軟で幅広い物流をUPSがお引き受けいたします。

他社と比較した際の、御社サービスの強みを教えて下さい

どのような大きさ・重量の貨物でも、飛行機でも船でも、世界中どこへでもUPS一社の責任で最適輸送を提供します。シングルストップソリューションを提供できるのは100年の経験があるUPSの規模と専門性があるからこそ。総合物流企業であるUPSの強みは、グローバル化のなかで勝ち抜く荷主メーカーの競争力をつける豊富なソリューションを取り揃えている点です。

UPSの物流は単にA地点からB地点へものを輸送するのではなく、製品に付加価値をつける物流を提供します。

法人個人の割合など、差し支えない範囲で教えて下さい

グローバル展開する大手・中小のメーカーが中心です。

複数個発送など、安くなる条件はあるのでしょうか

複数小口発送は総重量制なので、1梱包が70キロ以下の場合何個口でも重量をもとに料金を算出。個建て料金より割安になります。

また、物量が多い場合はご相談に応じることができます。

中国への発送について、他社と比べた強みを教えて下さい

UPSは中国WTO加盟による独資会社設立の解禁に先駆け、自社ネットワークの構築を開始。現在小口貨物輸送に関しては45拠点330都市以上へのサービス提供が可能です。さらに89の施設で4,500人以上の専門性の高い社員を雇用。週174便が中国3空港(上海浦東空港・北京首都空港・広州白雲空港)へ乗り入れ、輸入ゲートウエー16、輸出ゲートウエー17のネットワークを敷いています。オーシャンフレート・ロジスティックスの自社施設も中国各都市に充実しており、対中貿易を推進する企業の信頼のパートナーです。

2008年末には上海にインターナショナルエアハブが完成し、中国国内と世界を結ぶハブになります。さらに2010年には現在フィリピンにあるアジア域内ハブを深センに移転し、中国へ進出している荷主企業へのサービスレベルが向上します。深センのハブは現在フィリピンにあるハブの約5倍の規模で、1時間当たり貨物処理能力は最大36,000個を計画しています。

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