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海外に荷物を送る時のチェックポイント

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郵便事業株式会社が公開する最新の統計からも、国内の郵便小包が減少している一方で、国際郵便小包(及びEMS)は前年同月比4.9%(EMSは3.2%)の増加していることが分かります。様々な理由で荷物を海外に送るときに使うサービスが「国際宅配便」。

そこで、便利な国際宅配便(ドアツードア)を利用する際に注意したいチェックポイントをまとめてみましょう。

1. しっかり梱包をしましょう

国内の宅配便と比べ、国際宅配便は飛行機や船で長距離の輸送が行われます。コンテナへの搬入や経由地での積み替えだけでなく、現地での配送等も国内に比べラフに扱われることが多いため強度のある段ボールを使ったり緩衝材を使うなど、梱包に気を配りましょう。

2. 必要な書類を確認しましょう

国内宅配便では荷物に伝票を貼り付けて発送するのが一般的ですが、国際宅配便はインボイスやパッキングリスト等の書類を添付する必要があります(一部では伝票がインボイスを兼ねます)。必要書類は送り先の国によって異なるため、利用する運送会社の案内に沿って用意してください。

3. 送れないものを確認しましょう

一律に規制されている商品や、国ごとに規制されている荷物がありますので事前に確認しましょう。例えば、かぜ薬や目薬などの医薬品やサプリメントなどの健康食品は送れない荷物の代表格です。

4. 料金を比較しましょう

個人が贈り物(Gift)等を送る際に便利な国際郵便小包, EMS, 国際宅急便は、送り先の国や荷物の大きさで送料が大きく異なります。加えて、EMS, 航空便, SAL, 船便の4種類の配送スピード(国際郵便の場合)があるので、用途に合わせて上手な選択をしましょう。

5. 送れない荷物は小口輸出を

一般的な国際宅配便では送ることができない大きな(重たい)荷物は、輸出手続きをとることで送る事が可能になります(送り先の国によって異なります)。この場合、上記の国際宅配便(クーリエ)とはサービス内容や料金体系が異なりますので、輸出を担当するフォワーダーなどにお問い合せ下さい。

参照:
国際宅配便の料金比較
国別詳細ページ: 東アジア, 東南/中央アジア, 中東, ヨーロッパ, アフリカ, 北/中央アメリカ, 南アメリカ, オセアニア

2009.6.8