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私設私書箱と郵便私書箱の選び方

ネットオークションでのプライバシー保護や懸賞への応募用など、第二の住所として私書箱を検討する人が増えてきています(参照)。

私書箱には大きく分けて、私設私書箱と郵便私書箱の2種類があるのを知っていますか。どちらも個人での利用が可能ですが、メリット・デメリットが異なります。このページでは2つの私書箱を比較しながらどのタイプを選べばよいか見ていきましょう。

郵便私書箱

日本郵便が設置した私書箱で、全国の多くの郵便局等に設置されています。そのため安心して利用できることと、無料なのが大きなメリットです。また、私設私書箱と違い、受取は郵便物のみに限られ宅急便や飛脚宅配便等の民間宅配便は受け取ってもらえません。「おおむね毎日、郵便物などの配達を受ける方」等の条件をクリアする必要があるので、事前に問い合わせが必要です。

私設私書箱

日本郵便が設置した私書箱以外で、基本的に条件はありません(2008年3月1日より本人確認が義務付けられました)。一般の郵便物やメール便だけでなく、宅配便等の署名が必要な荷物も代理で受け取ってくれるところがほとんどです。全国の主要都市に多く設置されていますが、届いた荷物は自宅まで転送してくれるサービスも提供しています。料金は月額数千円。

比較表

郵便私書箱 私設私書箱
運営 日本郵便 法人, 個人など
個人利用
※条件有り
申し込み時
本人確認
要(来店) 要(来店, 郵送等)
利用料金 無料 数千円程度
受け取り 郵便物のみ 郵便物, 宅配便
宛先
(代表例)
〒XXX-XXXX
□□市△△町
△△郵便局私書箱×号
○○○○様
〒XXX-XXXX
□□市△△町X-X-X
☆☆ビルXXX
○○○○様
荷物の到着連絡 ×
※一部、メールや電話連絡あり
荷物の受取方法 来店 来店又は転送
その他 遅滞なく(毎日)来店して受け取ることができる方のみ利用が可能です。 受け取りを転送にしておけば、東京にいながら地方の住所を持つことやその逆も可能です。

参照:
私書箱サーチ(送料の虎)
私書箱で荷物を受けとる方法

2009.6.29